ご安全に!
芝くん(@Siva0505U)です!
このブログは僕が大学の研究室に在籍していたとき知りたかったことを中心に趣味のネタを交えながら理系大学生・大学院生に向けた生きるためのヒントになる記事を更新していきたいと考えています。
今日は給料日だ!やったね!!
喜びの気持ちを抑えつつ新卒1年目、研究開発職のお金との付き合い方について考えてみます。
ぶっちゃけ研究開発って稼げるの?
A. まじで入社する会社による。仕事で超超お金持ちになりたいのであれば研究開発はおすすめしないです。
ちなみにうちの修士卒初任給は約23万円、平均的ですね。手取りは社食代、寮費込みで月17万円程度です。
これが多いと考えるか少ないと考えるかは人次第だと思います。そもそも新卒1年目が貰える給料なんてたかが知れています。
残業なしのお給料なので僕は現状満足しています。僕はやりたいことを仕事にできているので給料に不満はないです。もっと貰えるものなら欲しいけどね!
少なくとも生きるにはまっっっっったく困らない程度ですね。特に独身寮の存在は大きいです。激安で6畳食事付きのアパートに住めるのはありがたい。
ちなみに学部卒との賃金差は月2万円くらい。年間24万円。+ボーナスで差。
24万円あったら海外旅行にも行けますし、MacBook Proだって買えますね!
生活費抜きの手取り17万円なので言い換えると月のお小遣いが17万円ある状態です。
やったぜ!これで何買おうかな?新作のiPhoneもいいし車もバイクも欲しい!
って考えたところで冷静になります。
資本主義が続く限り世の中は r > g らしい
この宇宙には様々な法則があります。
質量保存の法則、オームの法則、熱力学第1〜3法則などなど
僕ら理系が詳しいのは物理法則(別に本当に詳しいわけではない)ですが、お金の世界にも法則があるそうです。その中でも最近よく話題に上がるのが、
「r > g」
という不等式です。
別にお金に関するブログではないので聞きかじりにはなりますが、これはフランスの経済学者であるトマ・ピケティが著書「21世紀の資本」で唱えた不等式です。
この不等式の意味はシンプルで
「資本家の資産成長率 > 労働者の賃金成長率」
つまりサラリーマンは一生懸命働いても資本家との資産の格差が広がる一方ということを表しています。
「そんなの俺たちにはどうしようもないじゃん!」って思われるかも知れませんがそれなら自分たちが資本家になればいいのです!
増やせるのであれば増やそう
「おいおい、資本家になるって言われても起業するお金も知識もないぞ」って人はたくさんいると思います。「俺たちは研究開発がしたいのであって経営に興味はないぞ」って気持ちもわかります。
僕もお金はありません。なので少額から始めることができるつみたてNISAや株を使った投資を始めています。証券口座の残高が増加していくのは貯蓄が築かれて行くことを実感できて気持ちがいいですよ(笑)
投資の話をすると一気に胡散臭くなりますが、僕らはまだ若いので複利を生かした長期投資が可能だと考えています。時間があるのでFXで一発逆転!なんて狙わなくてもいいですからね。
長期投資では年平均3%で運用できれば25年で預けたお金は倍になります。世界の経済は年間約3%成長しているのでありえない数値ではないと思います。
アインシュタインも「複利は人類最大の発明」だって言っています。
アメリカの株価は平均すると年間5%以上成長しているので仮にアメリカの株式に300万円をまんべんなく投資して40年間放置すれば2000万円にもなるのです。
そんな馬鹿なって人は計算してみてください。「複利 計算」でググると自動で複利計算してくれるサイトもあります。
老後2000万円問題は解決ですね(笑)
300万円も十分大金ですが車を買うのを我慢すれば貯めることができる金額なのでコツコツ頑張ろうと思います。
お金のことについては知らないよりは知っておいたほうがいいことも多いのでこれからも少しづつ自分の考えをまとめていきたいです。
なんだか難しい話になりましたが数字に強い理系(関数電卓を使えばいいので理系が数字に強いなんて大嘘)ならば少し勉強すれば理解できると思います。
世の中にはそういうお金の視点もあるんだよって知ってもらいたいのでこの記事を書きました。
でも学生のうちは携帯料金の延滞さえしなけりゃそれでいいと思う
貯蓄を増やそうって話はしましたが、学生のうちは我慢して貯金しなくてもいいと思います。
学生のうちはお金は大学院生にのみ許された最強の職業であるTA(これもいつか記事に書きます)で稼いで趣味に全部使い切ってしまいましょう!
趣味がない人はギターでも買ってみるのをおすすめします。ゲームの課金でもいいのいいですができれば共通の仲間ができることに挑戦してみてはいかがでしょうか?
あと、携帯料金の延滞だけは注意しましょう。学生時代に携帯料金の支払い延滞を繰り返した結果クレジットカードの審査に通らなくなった友人がいます。学生時代の金融事故でも情報は残るので本当に注意してください。
また、学生のうちに海外での学会発表の機会があれば絶対参加しましょう。代えがたい勉強にもなりますし、うまく行って実績を積むことができれば奨学金の返済免除も狙えます!
自慢ですが僕は修士の奨学金全額返済免除です。
研究室選びが最も重要ではありますが、興味のある事象を真面目に研究してTAで稼いでストレスを趣味で発散。それが修士の学生におすすめするお金の使い方です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
芝くん
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